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監督&キャスト

監督・脚本―キム・ヤンヒ KIM YANG-HEE

1977年9月23日生まれ、大韓民国出身。
韓国芸術総合学校映像院にて映画制作を学ぶ。監督デビュー作『One Day To Be Passing By』(07/短編)で釜山国際短編映画祭最優秀監督賞を受賞。その後、『東京タクシー』(09/大阪アジアン映画祭2010にて上映)などで助監督を務め、監督2作目の『Hearing Aid』(13/短編)は富川国際ファンタスティック映画祭など国内で数々の映画祭に出品された。初短編作から10年を経て長編映画監督デビューを果たした本作は、2016年の全州プロジェクトマーケット長編企画部門で観客賞とグランプリに輝いた。第18回釜山映画評論家協会賞では脚本賞を受賞するほか、第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門にて上映され、好評を博した。

FILMOGRAPHY

2007 One Day To Be Passing By (短編) 監督・脚本
2009 東京タクシー 助監督・脚本
2012 ワンダフル・ラジオ 助監督
2013 Hearing Aid (短編) 監督・脚本
2017 詩人の恋 監督・脚本

テッキ役―ヤン・イクチュン YANG IK-JUNE

1975年10月19日生まれ、大韓民国・ソウル特別市出身。
大学で演技を学び、俳優としての活動をスタート。2009年、『息もできない』で長編映画監督デビューを果たし、監督・主演のほか製作・脚本・編集も自ら手がけ、国内外の映画祭で数々の賞に輝き一躍国際的に注目を集める。同作品は、第10回東京フィルメックスで最優秀作品賞(グランプリ)と観客賞のダブル受賞を果たし、第84回キネマ旬報ベスト・テンでは外国映画第1位を獲得、さらに外国映画監督賞を受賞した。2017年、菅田将暉とともに主演を務め話題を呼んだ『あゝ、荒野』前篇・後篇ではボクサーを目指す若者を演じ、第91回キネマ旬報ベスト・テンにて助演男優賞を受賞した。日本でも俳優として活躍し、『かぞくのくに』(ヤン・ヨンヒ監督/12)、『夢売るふたり』(西川美和監督/12)、『中学生円山』(宮藤官九郎監督/13)などに出演。最近は、シリーズ「横溝正史短編集Ⅱ」金田一耕助 踊る!第1回「貸しボート13号」(20/NHK BSプレミアム)に出演するなど、日本のTVドラマでも活躍している。

ガンスン役―チョン・ヘジン JEON HYE-JIN

1976年8月10日生まれ、大韓民国出身。
1998年、ヨ・ギュンドン監督作『殺す話』(日本未公開)でスクリーンデビューを果たす。その後、映画やドラマ、演劇と幅広く活躍。2004年、人気ドラマ「ごめん、愛してる」で主演ソ・ジソブの姉役を演じたことで一躍有名に。2009年には、イ・ソンギュン(『パラサイト 半地下の家族』(19)パク社長役)と結婚。『王の運命―歴史を変えた八日間―』(15)で主演ソン・ガンホの妻役を演じ、第36回青龍映画賞助演女優賞を受賞。ヒット作の出演が続き『名もなき野良犬の輪舞ロンド』(17)においては、第37回韓国映画評論家協会賞助演女優賞を受賞した。主に映画界で活躍していたが、2018年にはドラマ「ミスティ」に出演。「ロマンスハンター」(07)以来約10年ぶりにTV界にも復帰し、今後もさらなる活躍が期待される。最近の主な出演作に『テロ、ライブ』(13)、『黄泉がえる復讐』(17)、『スピードスクワット ひき逃げ専門捜査班』(19)など。

セユン役―チョン・ガラム JUNG GA-RAM

1993年2月23日生まれ、大韓民国・密陽市出身。
俳優を志し漢陽大学校演劇映画科で演技を学ぶ。ドラマを中心に活躍。2016年にスクリーンデビューを果たした『4等』(日本未公開)で注目を集め、韓国アカデミー賞と称される大鐘賞(第53回)と第14回大韓民国映画大賞で新人男優賞を受賞した。2019年にはキム・ナムギル主演『感染家族』に出演し、ベテラン俳優が大勢いる中でキャベツ好きのイケメンゾンビ役で存在感を放ち、日本国内でもSNS等で話題に。Netflixオリジナル韓国ドラマ「恋するアプリ LOVE ALARM」(19)では、主人公に想いを寄せる男性役ふたりのうちのひとりを演じ、不器用ながら真っ直ぐな性格の役柄とイケメンぶりが人気を呼んだ。最近の主な出演作にTVドラマ「ミストレス~愛に惑う女たち~」(18)、『毒戦 BELIEVER』(18)、Netflixオリジナル「チョ・ピロ 怒りの逆襲」(19)など。

ボンヨン役―キム・ソンギュン KIM SUNG-KYUN

1980年5月25日生まれ、大韓民国出身。
2001年、演劇「ロミオとジュリエット」でデビュー後、舞台を中心に活動。映画初出演となった『悪いやつら』(12)ではクセのある風貌と演技力が高く評価され、第48回百想芸術大賞、第49回大鐘賞映画祭、第21回釜日映画賞にて新人賞を総ナメにした。2013年にはドラマ「応答せよ1994」に出演し、更に知名度を上げる。最近の主な出演作に、『いつか家族に』(15)、『ゴールデンスランバー』(18)、『風水師 王の運命を決めた男』(18)、『鬼手』(19)など。

セユンの母役―パン・ウニ BANG EUN-HEE

1967年12月1日生まれ、大韓民国出身。
ソウル芸術大学演劇科卒業。TVシリーズ等で活躍。最近の主な出演作に、『ビバ!ラブ』(08)、TVドラマ「のだめカンタービレ」(14)など。

セユンの父役―ソン・イナン SOHN INAN

1971年生まれ、大韓民国出身。
役者のほかに監督や脚本家としても活躍。主な監督作に、『ORDINARY DAYS』(10/日本未公開)、『BITCH HEART ASSHOLE』(15/日本未公開)など。

深緑の森 同人会の女性役―ペク・ジウォン BAIK JI-WON

大韓民国出身。
主にTVシリーズ等で活躍。一度観たら忘れられない個性派の役柄と優れた演技力を兼ね備える女優。最近の主な出演作に、「密会」(14)、「ボーイフレンド」(18~19)、「熱血司祭」(19)など。

深緑の森 同人会会長役―キム・ジョンス KIM JONG-SOO

1964年11月30日生まれ、大韓民国出身。
蔚山大学校化学科卒業。映画やドラマ、演劇と幅広く活躍。最近の主な出演作に、『シークレット・サンシャイン』(07)、『プンサンケ』(11)、『アシュラ』(16)、マ・ドンソク主演『スタート・アップ!』(19)など。